ニュース 2004.6.12




 殿堂王者サラゴサも来る


大阪で王者10人のファッションショー 

 新旧チャンピオンがファッションモデルとして登場するユニークな”リング上のファッションショー”が7月4日大阪・IMPホールの試合で催されるが、その顔ぶれが次のように明らかになった。まずは往年の名チャンピオンから紹介すると(順不同、敬称略)

  ダニエル・サラゴサ(元世界バンタム、S・バンタム級王者)
  畑中清詞(元WBC世界J・フェザー級王者)
  鬼塚勝也(元WBA世界J・バンタム級王者)
  辻本章次(元日本ウェルター級王者)
  村田英次郎(元東洋太平洋バンタム級王者)
  千里馬啓徳(元日本ミドル級王者)
  続いて現役組は、現在タイトルを保持する関西のジム所属のチャンピオンが中心。
  越本隆志(WBA世界フェザー級3位)
  佐竹政一(東洋S・ライト級王者)
  長谷川穂積(東洋太平洋バンタム級王者)
  荒木慶大(日本ミドル級王者)

「Hachiman 1st Fashon Show」と題したこの催し、関西のファッション・デザイナーの大御所、中西省悟さんがデザインしたブルゾンなどカジュアル・ウェアをチャンピオンに着用してもらい、ファンや繊維業界関係者に披露しようというもの。試合の合間に行われるが、こちらがメインイベントになりそう。
 10人のモデルはいずれも新旧のスター選手。現役は主に関西のジム所属だが、1人九州から世界再挑戦を狙う越本が参加する。引退組の中では、日本の4人はいずれも現在ジム会長。鬼塚さんはモデルにピッタリで本人も大乗り気というが、異色はメキシコから来日するサラゴサさん(46歳)。畑中清詞から王座を奪い、辰吉丈一郎に2度苦杯を飲ませるなど日本のリングで4度の世界戦に登場し全勝。今年ニューヨークのボクシング殿堂に選ばれ、13日の就任式に出席して脚光を浴びているはずだ。引退後はテレビの解説などでも活躍しているそうだ。どんなショーになるのか楽しみ。
 これを企画したのは進光ジム・マネジャーでアパレル販売を主とした「MKテキスタイル」を営む森久保宏さん。「強い男を包む」をコンセプトに自社ブランド「Hachiman(八萬)」のウェアを売り出すに当たり、これを新旧のチャンピオンたちに着てもらい、PRしようというもの。
 問い合わせはMKテキスタイル(電話06-6267-5387)まで。


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