渡辺2回TKO負け
渡辺、世界の夢木っ端微塵−−日本S・バンタム級2位渡辺純一(楠三好)は23日甲府市の小瀬スポーツ公園・武道館で元WBA世界同級王者(現同級5位)ヨベル・オルテガ(ベネズエラ)を招いて「世界前哨戦」を行ったが、2回にオルテガの左強打を浴びて2度のダウンを奪われ、この回2分56秒TKO負けした。
地元「山梨の星」として期待の集まる中勇躍リングに上がった渡辺だったが、38歳の元王者の正確で力強い左ストレートを狙い打ちされて惨敗。「よけたと思ったらもらっていた。オルテガはうまい」と渡辺。それでも「悔しい。このままでは終われない」と試合後早速現役継続を誓っていた。
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