木村翔、敵地中国で世界初挑戦TKO勝ち… | ボクシング・メタボリック

ボクシング・メタボリック

ボクシングに魅せられて41年。阪神タイガースファン歴40年世界戦初生観戦は1983年西は熊本・福岡・沖縄とおそらく300試合は越えている。海外デラ・ホーヤとトリニダード戦を観に行っただけ。ニューヨークの殿堂はたった2回。現地速報や新聞情報貼り感想書いてます。

木村翔、敵地中国で世界初挑戦TKO勝ち…デビュー戦1回KO負け、生活費は酒店で稼ぐ

2017年7月29日5時0分  スポーツ報知

  • チャンピオンの鄒市明(右)を攻める木村翔(共同)
 

 ◆プロボクシングWBO世界フライ級(50・8キロ以下)タイトルマッチ12回戦 〇木村翔(11回 TKO)鄒市明●(28日、中国・上海オリエンタルスポーツセンター)

 世界初挑戦のWBO世界フライ級6位・木村翔(28)=青木=が敵地で2008年北京、12年ロンドン五輪ライトフライ級2連覇の王者・鄒市明(ゾウ・シミン、36)=中国=を11回2分28秒TKOで破る番狂わせを演じた。日本選手の海外での世界奪取は、13年8月のWBO世界バンタム級王座の亀田和毅(現協栄)以来となる快挙。木村の戦績は15勝(8KO)1敗2分け。国内ジム所属の男子世界王者は史上最多の13人となった。

 木村が人生最大のチャンスを一発でつかんだ。約4億人が視聴する完全アウェーの中国で五輪の英雄を破り、新王者となった。「後半は相手が疲れていたので前に前に出ようと思った。テクニックのある選手なので下(ボディー)から攻めた」

 試合後、ロープにもたれて号泣した王者に勝負をかけたのは11回2分すぎだ。「相手が嫌がっているのが分かったので、一気にまとめようと思った」。圧力をかけ、得意のボディー攻撃で追い込んだ。TKO勝利までは技巧派の王者に手数で攻められた。「ポイントでは負けていたかな」と覚悟した逆転劇だった。

 デビュー戦1回KO負けからの世界奪取はまれに見る快挙だ。埼玉・本庄北高を1年で中退。「ヤンチャな生活」を送っている時に「物足りなさ」を感じ、23歳で再開したが「当初は2ラウンド、6分の練習が限界だった」という。大手ジムのような資金力に乏しく、寄付を募って試合にこぎつけた。「スーパースターを相手に、小市民がどこまでやれるか見せてやりたい」。普段は酒店でビールケースを担ぎ、生活費を稼ぐ無印男が、ボクシング史に残る大仕事をやってのけた。

 昨年11月に日本未公認のWBOアジア・パシフィック王座を獲得し、つかんだ世界挑戦でもあった。27歳の誕生日となった試合翌日、20歳の時に子宮がんで他界した母・真由美さん(享年40)の墓前に「亡くなった後でも親孝行したい。今度は世界のベルトを持って墓参りする」と報告。見事に約束を守った。

 
驚きました。まさかゾウさんに勝っちゃうとは、予想は判定負けだったんで木村選手すみません。11Rだけ見ましたが、ぞうさんフラフラでしたね。木村選手も最後の力を振り絞ってのラッシュって感じで。ゾウさんなんとか立ちましたが、もはや続行の気力無し。ロープにもたれかかるゾウさんとリングに大の字になりそのうえに重なる有吉会長をみると
一瞬勝敗が逆?と思ってしまいました。試合前に行ってたゾウさんの弱点はなんだったんでしょうか?木村選手おめでとうございました。
 

三浦隆司がツイッターで引退表明「最高のボクシング人生でした」

2017年7月29日0時27分  スポーツ報知
  • 世界戦前の13日、会見で話す三浦隆司
 

 プロボクシングWBC世界スーパーフェザー級王座奪回に失敗した三浦隆司(33)=帝拳=が28日、自身のツイッターを更新、現役引退を表明した。

 三浦は「色々考えましたが引退する事にしました。後悔ありません。小さい頃からの夢を叶えることが出来たし想像もしてなかったアメリカのリングに立てて最高のボクシング人生でした。ありがとうございました。」とツイートした。

 16日にミゲル・ベルチェルト(25)=メキシコ=に3―0で判定負けし、17日の帰国時には「1週間以内に結論を出します」と明言していた。

 

一方三浦選手は引退、打ち合ってどっちが強いか決めようぜ、みたいな選手ボクサーというよりも拳闘士最後の試合は相手がボクサーだったので勝たれてしまいましたがそれでも一発に賭ける姿は感動ものでしたね。長い間お疲れ様でした。

 

  •