山中「足が大事」 | ボクシング・メタボリック

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山中「足が大事」後輩・三浦の敵を討つ!

2017年7月21日6時0分  スポーツ報知

  • 気合の表情でサンドバッグにパンチを放つ山中(カメラ・堺 恒志)
 

 WBC世界バンタム級王者・山中慎介が同門・三浦隆司(33)の敵を討つ。都内のジムで20日、同級1位ルイス・ネリとの13度目の防衛戦(報知新聞社後援)に向け、試合前最長10回のスパーリングを行った。元WBC世界スーパーフェザー級王者の三浦は同級王者ミゲル・ベルチェルト(メキシコ)に敗れ、王座返り咲きを逃した。山中が後輩の思いも背負い、同じメキシカンのネリを退ける。

 山中は納得のいかない表情を見せた。フィリピン人パートナー2人を相手に10回のスパーリングを消化。疲労がピークに達している中で、「いいスパーができなくて残念。足の動き(スピード)が上がらなかった」と自らに厳しかった。それでも時折、得意の左ストレートを打ち込む場面もあった。

 勝てば元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高氏の日本記録V13に並ぶ一戦。山中は、相手のネリの連打を許さないよう足を使うこともテーマに掲げているが、先日の三浦の世界戦でひとつ学ぶことがあった。王座奪回を目指し、ベルチェルトと拳を交えたが足を使う相手を捕まえきれず判定負け。山中は「あの試合を見て言うわけではないが、自分のボクシングは足が大事。今日は瞬間的に動けなかった。もっと意識しないと」と修正点を見つけた。ネリはベルチェルトと同じメキシカン。挑戦者を退け、後輩が味わった悔しさも晴らす構えだ。

 記録という意味ではこの日、大相撲の横綱・白鵬が歴代最多タイの通算1047勝に到達。山中は報知プロスポーツ大賞表彰式などで白鵬と話したことがあるという。記録を祝福しつつ「年下とは思えない貫禄があった。真面目な方だった」と語った。王者はこの日の出来に不満げだったが「そんなに心配することではない」と切り替えた。ここから上昇カーブを描く。(三須 慶太)

 

部屋の掃除をしていてうっかりチケットを捨ててしまった・・もう一度買わねば・・・・