トリプル世界戦調印式 井上・八重樫 | ボクシング・メタボリック

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村田、KO宣言「倒して勝つ」謙虚な男の口からついに!

2017年5月19日6時0分  スポーツ報知

  • 調印式で、ベルトの横で笑顔を見せる村田(カメラ・佐々木 清勝)
 

 ◆報知新聞社後援 プロボクシング トリプル世界戦 ▽WBA世界ミドル級王者決定戦 暫定王者・アッサン・エンダム―同級2位・村田諒太(20日、東京・有明コロシアム)

 ボクシング12年ロンドン五輪ミドル級金メダリストでWBA同級2位の村田諒太が堂々のKO宣言だ。トリプル世界戦(報知新聞社後援)の調印式が18日に都内で行われ、村田は同級暫定王者(1位)アッサン・エンダムの目の前で「倒して勝つ。そのことだけを考えたい」と力強く誓った。闘志あふれる言葉で自らを奮い立たせ、日本人初の五輪メダリスト&世界王者の快挙を狙う。

 熱気に満ちた周囲の雰囲気に応えるように、村田は闘志を高ぶらせた。調印式会場となった都内ホテルの宴会場「ゴールデン」は多くの人々であふれた。約150人の報道陣や関係者に加え、テレビカメラも5台が集まった。村田の1人挟んだ隣には、サングラス姿のエンダムがいた。その中でキッパリ言い切った。

 「エンダム選手を倒して必ず勝つ。そのことだけを考えたい」

 迫力満点の元世界王者をそばにしても、物おじすることはなかった。最近の試合、特に世界戦が決まってからは「ベストを尽くして、結果は神のみぞ知る」と話すなど、大きいことを言う機会はほとんどなかった。だが、ついに堂々のKO宣言が出た。さらに「最高に楽しみながら試合をしたい。初めからプレッシャーをかけて自分のボクシングをして(得意の右が)当たれば倒せると思う。勝ちますよ」と頼もしく語った。

 必勝を誓い、そして「楽しむ」という言葉を何度か使った。その理由を「いい未来を想像しないと、かなえることはできないので」と説明した。ロンドン五輪で金メダルを獲得した際には、佳子夫人(35)が自宅の冷蔵庫に「金メダルを取りました。ありがとうございます」と、あえて過去形で書いた紙を貼って“暗示”をかけていたことが話題になった。3年ほど前からは文面が「チャンピオンになりました」と変わり、今も貼ってある。一度現実になった“暗示”と同じように、自身の言葉で心を奮い立たせた。

 今回は「ナイキ」「ライザップ」など、試合と個人分を合わせ異例となる17社ものスポンサーが名を連ねた。期待が高まっている証拠だが、村田は平常心だ。会場に集まった人数の多さにも「僕が鈍感なのか、これが多いのか少ないのか、よく分からない」とずぶとさを見せた。都内での練習はこの日で打ち上げ。「最高の結果を想像して、それを勝ち取る。こういう舞台で、あれだけ強い相手を前にして尻込みしているのではなく、その舞台を楽しみたい」。自らが想像した未来を必ず現実にする。(三須 慶太)

比嘉、具志堅会長に恩返し奪冠誓った「感謝を伝えたい」13戦連続KO宣言

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 「ボクシング・WBC世界フライ級タイトルマッチ」(20日、有明コロシアム)

 ボクシング・トリプル世界戦の調印式が18日、都内で行われた。日本人五輪金メダリスト初の世界王座獲得を目指す村田諒太(31)は大舞台を「楽しみたい」と超前向きだった。比嘉大吾(21)、拳四朗(25)と世界初挑戦トリオが全員勝ち、同日、名古屋で行われるWBO世界ライトフライ級タイトルマッチで田中恒成(21)=畑中=が防衛に成功すれば、日本ジム所属の現役世界王者は史上最多の13人となる。

 世界初挑戦の比嘉が恩返しの奪冠を誓った。同じ沖縄出身の具志堅会長への思いを問われ「会長に憧れてボクシングを始め、アマで実績を残していない自分をスカウトしてくれた。タイトルを取って感謝を伝えたい」とかみしめるように話した。デビュー以来12戦12KOの“パーフェクトレコード”を持つ。「相手は足を使ってくるが、捕まえないと世界チャンピオンにはなれない。倒して勝ちたい」と力強く13戦連続KOを宣言した。

拳四朗同名焼肉店「けんしろう」で祝勝会だ 入場曲にアニメ北斗の拳OP曲

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 「ボクシング・WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ」(20日、有明コロシアム)

 ボクシング・トリプル世界戦の調印式が18日、都内で行われた。日本人五輪金メダリスト初の世界王座獲得を目指す村田諒太(31)は大舞台を「楽しみたい」と超前向きだった。比嘉大吾(21)、拳四朗(25)と世界初挑戦トリオが全員勝ち、同日、名古屋で行われるWBO世界ライトフライ級タイトルマッチで田中恒成(21)=畑中=が防衛に成功すれば、日本ジム所属の現役世界王者は史上最多の13人となる。

 拳四朗が「けんしろう」での祝勝会プランを披露した。趣味が食べ歩きという25歳は霜降りステーキ500グラムを平らげるほどの牛肉好き。世界王者となったご褒美として、後援会から東京・西麻布にある自身と同名の焼き肉店に連れて行ってもらう約束をしている。

 父でもある寺地会長から漫画「北斗の拳」の主人公ケンシロウにちなんで名付けられた。「『北斗の拳』の世代の方は覚えやすいと思うけど、もっとたくさんの方に知ってもらえたらうれしい」。入場曲はもちろんクリスタルキングの「愛をとりもどせ!!」だ。

 初の世界戦を前にしても緊張とは無縁。おっとりとした語り口で「当日は気合を入れて圧勝します。世界のベルトを取って父に恩返し…あっ親孝行ですね」とほほ笑んだ。だが、童顔の挑戦者はリングでひょう変する。

井上尚弥接近戦OK 相手得意の形でも準備は順調 大橋会長も自信満々

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 「ボクシング・WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(21日、有明コロシアム)

 18日、ダブル世界戦の予備検診が都内で行われた。

 身長で3センチ、リーチで5センチも上回った井上尚は「前もって知らされていたのとそれほど変わらない。体は強そうですね」と落ち着いた表情。父の真吾トレーナーはリーチ差について「やりやすい。いい意味でかみ合うと思います」と手応えを口にした。

 挑戦者は前日の公開練習で、井上攻略法として得意な接近戦を挙げた。リーチ差を考えれば、井上尚は距離を取った闘いが有効そうだが「(接近しても離れても)どちらでも闘える準備はできている」と一蹴。大橋会長も「向こうが望んでいる接近戦で闘わせたいね」と自信満々だった。

 

八重樫視力向上リーチもアップ 検診結果は予想通り 王座統一へ静かに燃える

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 「ボクシング・IBF世界ライトフライ級王座統一戦」(21日、有明コロシアム)

 18日、ダブル世界戦の予備検診が都内で行われた。

 3度目の防衛へ視界良好!?八重樫は昨年12月のV2戦から視力が左右1・2から同2・0と大幅に向上したが、「(視力検査で)勘が当たっただけ」と報道陣の笑いを誘った。リーチも2・5センチアップ。肩甲骨周りの柔軟性を高めた成果が表れた。

 検診結果については「予想通りで気になった点はない」。数々の名勝負を繰り広げてきた激闘王は王座統一に向けて静かに燃えていた。

 

全員勝てば世界王者13人ですか・・・八重樫の挑戦者俳優の田中なんとかさん、ヒーローのバーのマスターににてませんか?(笑)

個人的注目は井上・田中選手ですね。さあ今日は前日計量、エルナンデス調子悪そうですが、大丈夫?