ロペス・エルナンデス公開練習 | ボクシング・メタボリック

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ボクシングに魅せられて41年。阪神タイガースファン歴40年世界戦初生観戦は1983年西は熊本・福岡・沖縄とおそらく300試合は越えている。海外デラ・ホーヤとトリニダード戦を観に行っただけ。ニューヨークの殿堂はたった2回。現地速報や新聞情報貼り感想書いてます。

田中恒成、予備検診異常なし 「今回は対戦相手。必ず勝つ」

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 「ボクシング・WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ」(20日、武田テバオーシャンアリーナ)

 予備検診が16日、名古屋市内で行われ、初防衛を目指す王者の田中恒成(21)=畑中=と同級1位アンヘル・アコスタ(26)=プエルトリコ=はともに異常なしと診断された。

 身長は1・2センチ、リーチが0・3センチ、田中が上回った。2月に行われた同級指名挑戦者決定戦の視察でプエルトリコを訪れたとき以来の顔合わせに「今回は対戦相手。必ず勝つ」と気合を入れた。アコスタは「十分準備してきた。あとは試合を待つだけ」と淡々と話した。

 

王者たじたじ具志堅劇場 まな弟子・比嘉のために最前列で質問攻め

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 「ボクシング・WBC世界フライ級タイトルマッチ」(20日、有明コロシアム)

 まな弟子・比嘉大吾(21)=白井・具志堅=を世界初挑戦に送り出す具志堅用高会長(61)が16日、都内で行われた王者ファン・エルナンデス(30)=メキシコ=の公開練習を視察。記者会見では最前列で質問し、スパーリングも要求するなど、公開練習を「具志堅劇場」に変えてしまい、王者陣営をたじたじとさせた。

 記者会見が終わりかけたころ、最前列に陣取った具志堅会長が「一ついいですか?」と手を上げた。「これまでダウンしたことがあるか、聞いてみて」と質問。エルナンデスは「軽いダウンもない」と即答した。

 実は06年に8回KO負けしたことがあるのだが、具志堅会長はさらに「もう一つ。うそでもいいけど、今体重いくらぐらいオーバーしている?」と続けた。王者は苦笑いで「問題ないとしか言えない。あと2キロあるかないか」と返した。

 会長自らが質問するのは異例のこと。エルナンデスのトレーナーで元WBC世界ミニマム級王者のイサック・ブストス氏は事情を知ると、「スパイに来たんですか?」と一言。具志堅会長が「練習を見に来たんだ」と応じると、今度は「ヨウコソ」と日本語であいさつされた。一瞬、キョトンとした具志堅会長だったが「用高、ようこそ!」ととっさに返して爆笑を誘った。

 エルナンデスは軽いミット打ちと縄跳びで練習終了。帰り支度を始めた王者陣営に顔色を変えた具志堅会長は「スパーリングやらないの?1ラウンドでもいいからやってよ。それを見に来たんだから」と再三頼み込んだ。これにはエルナンデス陣営も困惑。だが「スパーリングはメキシコでやってきたのでやらない」と譲らず、“前哨戦”は幕を閉じた。

 収穫がなかったわけではない。具志堅会長は「パンチの速さを見たかっただけ。スピードはスーパーフライだけど、(15年に同じジムの江藤)光喜が挑戦したクアドラスの方が上。大吾がいつものボクシングをすればKOできるよ」と、強気の言葉を残して引き揚げた。

 

拳四朗の相手は3世代ボクサー ロペス「油断はしない」

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 「ボクシング・WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ」(20日、有明コロシアム)

 拳四朗(25)=BMB=が挑戦するガニガン・ロペス(35)=メキシコ=も軽めのマスボクシングなどの練習を公開した。

 拳四朗は父の寺地永(ひさし)会長と2世代ボクサーだが、ロペスは祖父、父と3世代のボクサー一家。「油断はしないが、経験、防御力、パンチ力のすべてで私が上回る」と自信を見せた。視察した寺地会長は「攻撃より防御の方がよさそう。序盤は見させようと思ったけど1ラウンドからいかせる」と作戦変更を決めた。

 

村田さんも比嘉さんも会長の意見はいつものボクシングをすれば勝てるでおんなじですね。ブストス、エルナンデスのトレーナーしてたんですね。