2017 5 20 有明コロシアム トリプル世界戦
さぁ、テレビの前で待ち構えております
いきますっ 生中継観戦っ‼
ＷＢＣ世界フライ級タイトルマッチ
チャンピオン ファン・エルナンデス 36Ｗ26ＫＯ3Ｌ
×
挑戦者 1位 比嘉大悟 12Ｗ12ＫＯ無敗
エルナンデスの野郎、減量失敗しちゃいましたぁ
許すまじ…であります
しかし、最近は体重超過で減量をあきらめた方が試合に勝っちゃうことも多いんです
減量失敗 ＝ 調整失敗 とはならない
体力と体躯で優っちゃうこともあり得るのだから納得いかないんです
先日のＷＢＯ世界バンタム級タイトルマッチでもそうでした
挑戦者の大森選手、体重超過の、ベルト剥奪されたタパレスにＴＫＯされちゃいましたねぇ
あるんです
悔しいけれど、あるんです
全勝全ＫＯの比嘉選手、絶対に勝たねばならない
技巧のエルナンデス 対 パワーとラッシングの比嘉 という図式であります
さぁ、テレビの前で生中継観戦いたします
１Ｒ 両者右構え 動くエルナンデスを追う比嘉 エルナンデス左右のアッパーカットは物凄い角度ですなぁ 早い スムーズ よく動きやがるなぁ この足を止めるにはボディ打ちを蓄積させる…とは定石ですが しかし、遠いなぁ エルナンデス10－9
２Ｒ エルナンデスの鋭い左ボディー エルナンデス、遠い っっと、比嘉の左フックがエルナンデスの顎先を捕らえた エルナンデス、ダウンっ が、ダメージは浅い まだまだわからんがいいぞぉ 比嘉 １０－８
３Ｒ エルナンデスは相変わらずスムーズなるコンビネーションを放つ 比嘉、詰めたいが届かない 比嘉は単発 むずかしいなぁ エルナンデス10－9
４Ｒ 比嘉が延々おいまわす エルナンデスはスイッチしながら比嘉を捌く 明確な有効打は双方ないが、ここはアグレッシブで比嘉 比嘉10－9
５Ｒ 比嘉の左フックが命中してエルナンデスが尻餅 おおっ 再開 比嘉がラッシュ 比嘉の左ボディにクリンチ 比嘉が詰める エルナンデス、効いてる 疲れてる もみ合いからエルナンデスが崩れる スリップ 比嘉10－8
６Ｒ 開始早々 詰めた比嘉のアッパーカットが炸裂っ エルナンデス、膝をついた ダウンっ 再開 比嘉が詰める 追う 追って捻じ込む 左ボディー 追い込んで右っ ダウン ロープに詰める さらにダウンを追加‼ 4度目のダウンっ‼ ここでゴングっ あぁ、レフェリーが止めたっ
６Ｒ ＴＫＯ勝ち 勝者 ＷＢＣ世界フライ級新チャンピオン 比嘉大悟～っ‼
いやぁ、よく詰め切った
正直、僕は比嘉選手のような突貫型は、よく動くエルナンデスには分が悪いと感じておりました
いやぁ、減量失敗したとはいえ、エルナンデスの動きは悪くなかった…というか、むしろその嫌らしさは健在でした
が、比嘉選手、これを追い込んで攻略 お見事ですなぁ
これは最高っ
なんか、もう、井岡選手をなぎ倒してほしいっ‼ って思っちゃいますなぁ
気が早い…って言われるかもしれないけれど、そういう気持ちにさせてくれる勝ち方でしたなぁ
よくぞ、暴れまくった
いやぁ、おめでとうございます
具志堅さん、よかったねぇ～
ＷＢＡ世界ライトフライ級タイトルマッチ
チャンピオン ガニガン・ロペス 33Ｗ１８ＫＯ６Ｌ
×
挑戦者 拳四朗 ９Ｗ５ＫＯ無敗
僕の戦前予想は拳四朗選手の中差判定勝ち
技巧派×技巧派の戦いでありますよ
拳四朗選手が勝てば世界主要4団体ライトフライ級チャンピオンは全員日本選手となる嬉しい異常事態であります
さぁ、どうなりますか？
…っと、いきなり１２Ｒでしたぁ
え、どっちが優勢なの？
激しい打ち合い 乱打戦だぁ
技巧戦ではなくて、肉弾戦になってる（汗）
まぁ、最終ラウンドですからねぇ...
ロペス、苦しそう
顔は拳四朗の方がきれい
っと、ゴング…
公式の採点 114－114 115－113×２ 以上、2－0 の マジョリティーデシジョンで…
勝者、ＷＢＣ世界ライトフライ級 新 チャンピオン 拳四朗～っ‼
…ううん
詳細はわからんがめでたいっ‼
ＷＢＡ世界ミドル級王座決定戦
1位 アッサン・エンダム 35Ｗ２１ＫＯ２Ｌ
×
2位 村田諒太 12Ｗ９ＫＯ無敗
技巧ならばエンダム パワーラッシングならば村田 という組み合わせ
僕の戦前予想は ズバリ、中盤ＴＫＯ勝ちっ‼
勝って欲しいぜよ
勝たないかんよ
読書家にして「考えるボクサー」である村田選手であります
はいはい、ＷＢＡスーパーチャンピオンにはゴロフキンが君臨しています
ＷＢＡ正規王座は第2王座だと揶揄されることも承知であります
が、勝ってゴロフキンを目指せばいいじゃない
だってミドル級だもの
エンダムは元ＷＢＯ世界ミドル級チャンピオンだもの、いいじゃない
どこの馬の骨かもわからない相手と王座決定戦やるわけじゃない
ミドル級は特別なんだもの 特別扱いは悪いこと？
ミドル級だぜ？
あの竹原さん以来何年かかってるの？
っていうか、世界挑戦できたジャパニーズミドル級なんて片手で数えられるくらいしかいないわけですよ
いろいろありますが、まずは勝ってからですなぁ
１Ｒ 両右構え 中距離型のエンダムはジャブワンツーを受ける展開 まずは見る作戦 村田はにじり寄る 手数はない が、高く掲げたガードの隙間から鋭い眼光でチャンスをうかがう ゴング間際 ドギャッ と右を捻じ込んだ村田 が、ポイントはエンダム エンダム10－9
２Ｒ 軽くも動いて手数で優るエンダム 村田、大味なる右を打ち込む エンダムも反撃 ううむ エンダム10－9
３Ｒ ジリジリと迫ってドッカーン‼ しかし、これではポイントは持っていかれちゃうんだよなぁ しかし、エンダムは手数で稼いでもクリーンヒットってわけでもないんだよなぁ が、ポイントは手数で優る方が奪うが世界の潮流 エンダム10－9
４Ｒ 村田の右強打に左ボディーが入るも単発 エンダムの鋭い右アッパーが村田の硬いガードを割って入った っと、村田のカウンターの右が炸裂‼ エンダム、ダウン おおっ 再開 仕留めるには至らず 村田10－8
５Ｒ 乱打戦 エンダムが足を止めて打ち込んできた おおっ 村田、これまでは明確な被弾はなかったが、エンダム執念の連打に村田も喰らった が、村田の右に体制を崩す… ダウンか？ 踏み止まった 村田10－9
６Ｒ 村田、にじり寄って右強打っ 明確な一発が欲しい ロープに詰める 右っ エンダムのけ反る …が、倒れない おおっ が、村田優位 村田10－9
７Ｒ エンダムが逃げのフットワーク 村田、もっともっと消耗させたい ドキャッ‼ エンダム、クリンチ エンダム、スリップ 手数は劣るも、しかし、クリーンヒットで優る 村田10－9
８Ｒ 村田がにじり寄って強打 エンダム、手数はあるがガードの上 村田10－9
９Ｒ 村田の左ジャブによろめくエンダム 村田のガードは実に堅い 村田の右強打に必死のクリンチのエンダム 村田10－9
１０Ｒ クリンチ多用のエンダムに左右ボディー 単発とはいえ右も捻じ込んだ 村田10－9
１１Ｒ 追いまわして右強打っ そして、重い重い右ボディーっ エンダムのコンビネーションは鋭いがクリーンヒットは許していない 村田10－9
１２Ｒ さぁ、最後まで攻め切って勝てよ 右ストレートに左ボディー エンダム 足を使う 倒さねば勝てないであろうエンダムは勝負に出てこない 村田、倒してしまえっ 捻じ込んでしまえっ …ここでゴングっ
村田10－9
さぁ、ＨＩＧＥＧＥ９１ の採点 １１７－１１１ で村田選手の勝ち
公式の採点…
１１６－１１１エンダム うそ？
１１７－１１０村田
１１５－１１２ エンダム
…がーんッ
勝者 ＷＢＡ世界ミドル級チャンピオン アッサン・エンダム～‼
絶句…
…え⁉
なにこれ
どうして？
うそ
これはどういうことなのか？
意味不明…
衝撃的なる異常なる結果…
村田選手、思い通りの戦いはやりきった
ガードの上からの攻撃が有効？ ということか？
アマチュアボクシングならばいざしらず、ダメージの深さでポイントをつけるがプロボクシングであります
その既成概念が打ち砕かれる結果ですねぇ
嘘でしょう
本人も、日本中のテレビの前の観戦者も、その勝利を確信していたのでは…？
いやぁ、たまげました
これは採点結果に対して抗議するでしょうねぇ
しかし、地元の声援があってもこの結果とは…
いやぁ、やはり、当たらなくても、手数ってことですかぁ？
ぐぐぐ
まさかの、まさかの結果…
過去に理解できなかった採点結果はいくつもありましたが、これは最高峰ですねぇ～
マジかぁ…？
ちょっと萎えるなぁ
萎える…
嘘でしょう…？
再起だな
もう一回やらなくちゃ収まらんなぁ
これは試練だなぁ
神様がお与えになった、重くて、苦しい苦しい試練だなぁ
しかし、勝っていた…
間違いない
…が、今、言っても仕方がない
再起希望っ‼
久々にコメント欄 解放 しちゃいます
御愛読感謝
つづく